CONTENTS目次(6項目)
この 記事の 要点
- 第二新卒に法令上の定義はなく募集要項で確認
- 前職の経験は調整力や業界知識に分けて棚卸し
- 退職理由は不満でなく実現したいことを軸にする
- 未経験歓迎でも研修と配属先を確かめて選ぶ
- 退職前に雇用保険の被保険者期間を確認する
01IT転職は 第二新卒でも 狙える? まず 押さえたい 3つの 前提

POINT職歴1〜2年の未経験でも、募集要項の対象層に合えばIT業界の第二新卒枠は十分に狙えます。
職歴1〜 2年の 未経験でも IT業界の 第二新卒枠を 狙える 理由
IT業界で第二新卒が求められる背景は、大きく2つあります。IT人材の不足と、若手を育てて戦力にしたい企業側の事情です。
DXやAIの広がりに人材育成が追いつかず、経験者だけでは採用が埋まらない企業は少なくありません。そこで、ビジネスマナーが身についていて新しい環境にも慣れやすい若手に、採用の目が向いています。
採用ニーズが高いのは、次のような企業です。
- 新卒採用で目標人数に届かなかった企業
- 若手を育てる余裕のある好調な企業
- 事業拡大で動ける若手が欲しい企業
こうした企業が見るのは、現時点のスキルより入社後の伸びしろです。未経験でも応募しやすいのは、このためです。
ただし、「第二新卒」には法令上の定義がありません。社会人経験が何年までか、卒業後何年までかは、企業や求人ごとに異なります。
国の指針で確認できるのは、別の話です。既卒者が卒業後少なくとも3年間は「新卒枠」に応募できるよう努めること、できる限り年齢上限を設けないよう努めることが示されています。
これは新卒枠のルールで、第二新卒枠の定義ではありません。「自分は第二新卒に当たるか」と悩む前に、気になる求人の募集要項で対象層の記載を読んでください。そのほうが早く答えが出ます。
未経験と 経験者で 転職活動の 進め方は どう 変わる?
未経験の方は、狙う職種を絞るところから始めます。IT営業、ITコンサル、研修付きのSE、社内SE、ポテンシャル採用のエンジニアなどが候補です。
前職の業界知識を活かせる社内SEやDX推進は、営業や事務出身の方にも相性のよい選択肢です。エンジニア職では、プログラミングの基礎学習など一定の準備を求められることがあります。
一方、IT経験が1〜2年ある方は、これまでの実務を軸に職種を広げられます。上流工程、クラウド、PM、データ職、事業会社のIT・DX職などが狙い目です。現在のスキルに加えて、今後の伸びも評価されます。
進め方の違いを表にまとめます。
最初の作業
- 未経験
- 職種を絞る
- IT経験あり
- 経験の棚卸し
評価されやすい点
- 未経験
- 意欲・吸収力
- IT経験あり
- 実務経験・成長性
求人選びの軸
- 未経験
- 研修・育成体制
- IT経験あり
- 担当工程・技術
未経験の方は、職種を絞ってからIT基礎の学習を進め、育成体制が具体的に示された求人を選びます。在職中なら、生活を崩さない範囲で学習を積むのが現実的です。
職種によって、入社後に求められる動きは変わります。エンジニアとコンサルが典型です。迷ったら、異動のしやすさや研修内容を求人ごとに見比べてください。
02短い 職歴は どう 整理して 伝える? 第二新卒の 経験の 棚卸し

POINT短い職歴でも、仕事の事実を分解して整理すれば、IT職種への接点は見つかります。
前職の 経験を IT職種に つなげる 棚卸しの 手順
「まだ1〜2年だから語れることがない」と感じる方は多いはずです。ただ、棚卸しの目的は実績の大きさを競うことではありません。IT職の現場で使える要素を見つけることです。
厚生労働省系の職務経歴書ガイドでは、職歴や資格が少ない場合でも、関連するアルバイト、研修の経験、現在勉強中の分野、仕事への姿勢や将来目標を材料にできるとされています。
書き出す観点は、次のあたりが使いやすいです。
- 担当業務(顧客対応、事務処理、営業など)
- 工夫して改善したこと
- チーム内での報連相や調整の場面
- 業界知識(金融、製造、小売など)
- 勉強中の分野や取得した資格
書き出したら、IT職種と結びつけます。顧客折衝の経験はIT営業やITコンサルに接続できます。業界知識は社内SEやDX推進で使えます。
業務の改善経験は、要件を整理する力として評価される余地があります。一方で、営業や事務の経験がIT業務にそのまま活きない場面もあります。その差は学習やスキル習得で埋める前提で考えてください。
職務経歴書で 短い 職歴を 書く ときの 型
職務経歴書はA4縦1〜2枚程度の自由様式です。標題、氏名、日付、職務経歴は必須で、ほかの項目は自由とされています。
項目数は、冒頭部分と職務経歴の下位項目を除き、3〜6項目程度が一般的です。短い職歴なら、職務経歴に加えて「活かせる能力」「自己PR」「志望動機」を置く構成が収まりがよいです。
自己PRは、前職で何をしたかという事実、そこで身についた力、応募先でどう再現するかを順に書くと伝わります。事実だけで終わらず、応募先の仕事に引き寄せて締めるのがコツです。
目安として、履歴書は200〜300字、職務経歴書は500〜800字とされています。
第二新卒は、完成度より学習意欲や吸収力が見られるという指摘もあります。成果が小さくても、課題をどう見つけて動いたかを具体的に書けば、印象が変わります。
IT企業へ応募するときは、年号を西暦に統一するのが一般的です。
同じ書類を複数社に使い回すのは避けてください。応募先の募集要項を読み、求める人物像と重なる経験を前に出します。
早期離職の 理由を 前向きに 言い換える 考え方
退職理由は、不満の列挙にしないのが基本です。「ITで何を実現したいか」を軸に置き換えます。
たとえば「残業が多くて辞めた」だけでは、同じ理由でまた辞めるのでは、と受け取られかねません。
「前職で業務の非効率を目の当たりにし、仕組みで解決する仕事に携わりたいと考えた」という形なら、過去の気づきから将来の目標までがつながります。
事実は変えません。変えるのは、事実の切り取り方と、話の向きです。何が起きたのか、そこで何を考えたのか、ITでどう取り組みたいのか。この順に話すと、聞き手は流れを追いやすくなります。
職場への不満が本音でも、そのまま語る必要はありません。ただし嘘は避けてください。面接で深掘りされると、説明がつながらなくなります。
退職理由の 整理チェックリスト
面接の前に、次の項目を紙に書き出して確認すると、話の筋が整います。
- 退職理由を事実(出来事)と感情に分けた
- 感情の部分は、そのまま話さないと決めた
- 前職で気づいたことを1つ言える
- その気づきがIT職を志望する理由につながっている
- 入社後に取り組みたいことを具体的に言える
- 前職を悪く言う表現が含まれていない
- 志望動機と退職理由に矛盾がない
すべて埋まらなくても構いません。空欄が多い項目は、面接で聞かれたときに詰まりやすいところです。そこから先に補強してください。
03入社後に 後悔しないために 知って おきたい 懸念点と リスク

POINT未経験歓迎の言葉だけで選ぶと、入社後に学べない環境や想定外の業務に当たる場合があります。
『思っていたのと 違った』と なりやすい ギャップ
「未経験歓迎」の一言だけで選ぶと、スキルが身につかず、次の転職の強みにならない場合があります。転職先は慎重に選んでください。
よくあるのは、入社後の業務が運用監視やヘルプデスクなどの入口業務から始まるケースです。最初から開発や設計を任されるとは限りません。
求人票に「ステップアップを想定」と書かれていれば、入口業務から段階的に進む設計と読めます。想像していた仕事とのずれを減らすには、配属職種と最初の業務内容を事前に確認するのが近道です。
ITそのものに向き不向きもあります。プログラミングの適性、顧客や開発メンバーとの会話に求められるコミュニケーション力、新しい技術を学び続ける姿勢が問われます。
新しい技術に興味が持てないと、学び続けるのがつらくなります。応募前に少し触れてみて、続けられそうかを確かめてください。
学習や キャッチアップが 追いつかないリスクと 対策
技術の変化は速く、専門用語や現場の慣習に慣れるまでストレスを感じる方もいます。OJTや研修を用意する企業は増えていますが、支援が薄ければ自走で学ぶことになります。
対策は、研修の中身を求人票や面接で具体的に確かめることです。確認したい項目は次のとおりです。
- 研修の期間(数カ月か、数日か)
- 研修の内容(プログラミング、ビジネスマナー等)
- 配属後のOJT体制
- 質問できる相手の有無
研修期間は企業によって幅があります。数カ月の基礎研修を設ける企業もあれば、配属後のOJT中心の企業もあります。
在職中に基礎を固めておけば、入社後の負荷は下がります。基本情報技術者などの資格学習は、IT基礎に慣れる手段のひとつです。
年収が 下がる 場合も ある? 費用対効果の 考え方
未経験からの転職では、入口の給与が前職より下がる可能性があります。求人の月給は20万円台前半〜中盤の例も見られ、企業ごとに開きが大きいのが実情です。
短期の年収だけを見ると損に映ります。判断軸は「2〜3年後にどんなスキルと経験が残るか」です。
給与がほぼ同じなら、私は全工程に関われる環境を選ぶ方をすすめます。要件定義や設計、開発、テストまで経験を積んだ人は、次の転職で上流工程のSEやITコンサルを狙いやすくなります。運用監視だけを数年続けると、応募できる職種が限られがちです。
費用対効果は、次の3点で見積もると整理しやすくなります。
- 入社時の給与水準
- 得られる経験の幅
- 昇給や評価の仕組み
具体的な数値は企業ごとに異なります。募集要項の給与レンジや昇給の記載を、複数社で見比べてください。
スクールか 独学か? 学習コストを 比べる 視点
最初は独学で試し、続くかどうかで適性を確かめる方法があります。教材の例として、資格学習やチュートリアル形式の学習があります。
ただし、独学で確かめられるのは適性までです。一人前になるにはさらに先があります。IT基礎に触れて続けられるかを見極め、そのうえで次の手を考える順番が無理がありません。
スクールを使うなら、公的な給付の対象になる場合があります。教育訓練給付金は、厚生労働大臣指定の講座を修了すると、受講費の一部が支給される制度です。
令和6年10月以降に開講する講座の給付率と上限は、次のとおりです。
専門実践教育訓練
- 給付率
- 経費の50%
- 上限額
- 年間40万円
特定一般教育訓練
- 給付率
- 経費の40%
- 上限額
- 20万円
一般教育訓練
- 給付率
- 経費の20%
- 上限額
- 10万円
対象講座は検索システムで探せます。受給には要件があるため、申請前にハローワークで確認してください。
比較の視点を表にまとめます。
費用
- 独学
- 抑えやすい
- スクール
- 講座により差が大きい
進め方
- 独学
- 自己管理が必要
- スクール
- カリキュラムあり
公的支援
- 独学
- なし
- スクール
- 対象講座なら可
講座の数が多いからといって、質が高いとは限りません。カリキュラムの内容と修了後の進路を確認して選んでください。
04面接準備と 在職中の スケジュールは どう 組む?

POINT面接では退職理由を未来向きに語り、在職中は無理のない学習ペースで選考と並行するのが現実的です。
早期離職を 突っ込まれた ときの 伝え方
面接では、退職や転職の理由をほぼ必ず聞かれます。ネガティブな理由を並べるのではなく、なぜIT職なのか、どう成長したいのかを話しましょう。
答え方の型は、前の章で整理した事実、気づき、志向の順です。1分程度で話せる長さにまとめておくと、追加の質問にも落ち着いて答えられます。
早期離職そのものを過度に恐れる必要はありません。厚生労働省の公表では、令和5年3月卒業の新規大学卒就職者の3年以内離職率は31.2%でした。
これは新規学卒者全体の数値で、IT業界に限った値ではありません。早期離職が珍しくないとはいえ、3割という数字が示す範囲で受け止めてください。
採用側が気にするのは、短期間で辞めたこと自体より「うちでも同じ理由で辞めないか」という点でしょう。たとえば顧客対応の中で業務の効率化に関心を持ち、ITで解決したくなったという流れなら、辞めた理由と志望動機が一本の線でつながります。
そのうえで、研修やOJTの期間内に何を身につけ、どの業務から戦力になりたいかまで言えると強いです。入社後の姿が具体的なほど、早期に活躍できると伝わります。
想定質問は、事前に書き出して声に出しておきましょう。たとえば次のような質問です。
- なぜ前職を短期間で辞めたのか
- なぜIT業界なのか
- 入社後に何を学びたいか
- 同じ理由でまた辞めないか
最後の質問には、応募先の育成体制や業務内容を理由にして答えると説得力が増します。
勉強と 選考を 両立する 在職中の 進め方
在職中の転職活動は、生活リズムを崩さない範囲で進めるのが基本です。学習を積み重ねながら、応募を急がず、まず適性を確かめます。
時間の確保では、在宅勤務やフレックスタイム制の有無も判断材料になります。通勤時間が短くなれば、その分を学習に回せます。
進め方の例を段階で示します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1〜2週目 | 職種を絞り、IT基礎の学習を始める |
| 3〜4週目 | 経験の棚卸しと職務経歴書の下書き |
| 以降 | 応募先を絞り、面接の練習を重ねる |
この表は、最初の4週間を「応募の準備」に充てる想定です。ここで応募を始めてしまうと、学習が浅いまま面接に臨み、志望動機が薄くなりがちです。
残業が多く平日に時間が取れない場合は、無理に表の週数へ合わせず、準備期間を延ばしてかまいません。急いで応募して落ち続けるより、準備に時間をかけるほうが結果的に早いと私は考えます。
1人で抱え込まず、ハローワークの窓口や転職エージェントなどに相談するのもひとつの方法です。職務経歴書の書き方は、ハローワークでも相談できます。
面接の日程調整は、有給休暇や業務の合間を使います。選考回数が少ない求人を選ぶと、負担を抑えやすくなります。
05退職の タイミングと 手続きは? 入社1年未満でも 確認したい ルール

POINT退職前に就業規則と雇用保険の加入期間を確認しておけば、入社1年未満でも手続きで慌てずに済みます。
退職は 何カ月前に 伝える? 就業規則と 法律上の 退職の 自由
まず、会社の就業規則で退職を伝える時期を確認しましょう。多くの会社では、退職の申出時期が就業規則に定められています。
契約期間の定めがない場合、民法では退職の申入れから2週間で辞められるとされています。ただ、就業規則との関係は会社によって異なる場合があります。どちらを優先するか迷うときは、労働局などに相談してください。
転職先が決まる前に退職を伝えるのは、リスクがあります。早く辞めたい気持ちはわかりますが、内定が出て入社日が確定してから伝えるのが無理のない順番です。
引き継ぎの期間も見込んでおきましょう。後任への引き継ぎや業務の整理に、数週間かかることもあります。
伝え方に迷う方は、上司に直接、口頭で伝えるのが一般的です。そのうえで、会社の指定する書式で退職届を出します。
会社から退職を勧められた場合は、扱いが別です。自由意思を妨げる退職勧奨は、違法な権利侵害となる場合があります。応じて退職した場合は、自己都合退職にはなりません。
ボーナス・ 有給・ 失業保険は どう 扱われる?
ボーナスや有給休暇の扱いは、会社ごとに異なります。就業規則や賃金規程で、支給日在籍の条件や有給の取得ルールを確認してください。
失業保険(雇用保険の基本手当)は、退職すればもらえるとは限りません。原則として、離職前2年間に被保険者期間が12か月以上必要です。
入社1年未満だと、受給できない場合があります。意外に思われるかもしれませんが、この条件は意識していないと見落としがちです。前職の加入期間を通算できるかは、離職票などで確認できます。
自己都合退職の給付制限は、退職日が令和7年4月1日以降なら原則1か月です。ただし、過去5年間に2回以上、正当な理由のない自己都合退職で受給資格決定を受けている場合は3か月になります。
就職が決まっている場合は、基本手当の対象外です。手続きは、住居所を管轄するハローワークで行います。
退職後に 転職先が 決まらない 場合の 住民税・ 健康保険・ 年金
退職後に空白期間が生じると、住民税、健康保険、年金の手続きが必要になります。窓口は、市区町村や年金事務所です。
会社を辞めると、会社の健康保険の資格を失います。次の選択肢があります。
- 国民健康保険に加入する
- 家族の扶養に入る
- 任意継続被保険者になる
どれが有利かは、保険料や家族構成によって変わります。年金は、国民年金への切り替えが必要です。
住民税は前年の所得に対してかかります。退職後も納付が続くため、支払い方法を役所で確認しておきましょう。
具体的な金額や手続きの期限は、お住まいの自治体や制度の変更によって異なる場合があります。最新情報は、市区町村や年金事務所の公式案内で確認してください。
失業保険を受け取る場合も、受給手続きと並行して、保険や年金の手続きを進めます。退職前に自分が受給できるかを確かめておくと、資金計画が立てやすくなります。
SUMMARYまとめ
第二新卒に法令上の定義はなく、対象は企業ごとの募集要項で決まります。IT転職の第二新卒を考えるなら、まずこの点を押さえておくと迷いにくくなります。
職歴が短い場合は、前職の経験をIT職種につなげて整理しましょう。退職理由は不満ではなく、実現したいことを軸に伝えるのが基本です。求人は、研修の期間や入社後の配属まで確かめて選んでください。
職歴1〜2年でIT未経験の方や、転職を迷いつつ準備を始めたい方に、特に役立つ内容です。迷いがあって当然ですので、焦らなくて大丈夫です。
ここまで読んだ方が次にやることは1つです。前職の業務を書き出し、気になる求人の確認項目と照らし合わせてみてください。
FAQ
よく ある 質問
- Q第二新卒は
何年目まで、 何歳までが 対象ですか? - A第二新卒には法令上の定義がなく、対象は企業ごとの募集要項で決まります。公的な指針で確認できるのは、既卒者が卒業後少なくとも3年間は新卒枠に応募できるようにする、という努力目標です。これは新卒枠の話で、第二新卒枠の定義とは別物です。社会人何年目までかは求人ごとに書かれているので、応募前に対象層の記載を確認してください。
- Q営業職を
1年半で 辞めた 場合、 プログラミング未経験でも IT業界の 第二新卒枠で 内定を 狙えますか? - A狙えますが、職種選びと準備で結果が変わる傾向があります。未経験者は、研修やOJTが用意された求人から探すのが現実的です。前職の顧客折衝や調整の経験をIT営業や社内SEなどにつなげて伝える方法もあります。プログラミング職を目指すなら、基礎学習を始めて続けられるか確かめておくと、面接で意欲を具体的に示せます。
- Q早期離職を
面接で 聞かれたら、 どう 答えればよいですか? - A前職への不満を並べず、事実と今後ITで実現したいことをつなげて話すのが基本です。たとえば、前職で気づいた課題を示し、それがIT職を志す動機になったという流れにします。あわせて、現在の学習内容や今後の成長の見通しを添えると説得力が増します。なお、新規大卒就職者の就職後3年以内の離職率は31.2%(厚生労働省、令和5年3月卒業者)です。ただしIT業界に限った数値ではなく、これだけで早期離職を問題視されないとは言えません。
- Q学習費用を
抑える 公的な 支援は ありますか? - A厚生労働省の教育訓練給付金があります。たとえば専門実践教育訓練は、受講費用の50%(年間上限40万円)が6か月ごとに支給されます。資格取得後1年以内に雇用保険の被保険者として就職すれば70%(年間上限56万円)まで、さらに賃金が5%以上上昇すれば80%(年間上限64万円)までです。対象は厚生労働大臣指定の講座に限られ、受給要件もあります。申請はハローワークで受け付けているので、事前に確認してください。
- Q入社1年未満で
退職すると、 失業保険は 受け取れますか? - A受け取れない場合があります。雇用保険の基本手当は、原則として離職前2年間に被保険者期間が12か月以上必要です。倒産・解雇や雇止めなどの場合は、離職前1年間に通算6か月以上で認められることがあります。自己都合退職の給付制限は、退職日が令和7年4月1日以降なら原則1か月です。転職先が決まらないまま退職する前に、自分の被保険者期間をハローワークで確認しておくと安心です。







